長野県のお土産といったら冷涼な気候を生かした栽培が盛んなりんごやそばをはじめ、100年以上前から愛されている伝統的なお菓子があります。選ぶのに迷ってしまうほどですが、その中からおすすめの6つを厳選してご紹介します。(2019年6月現在の情報です)
そば(信州そば・戸隠そば)
信州・長野で外せない食べ物のひとつが、昔から栽培が盛んな「そば」です。「信州そば」と「戸隠そば」の二種類が有名です。「信州そば」は、長野県で栽培・製造されたそば粉を40%以上使用したもの。「戸隠そば」は日本三大そばのひとつで、そばの甘皮をつけたまま挽く「挽きぐるみ」のそば粉で作られていること、あまり水切りをせずに盛りつけるなどの特徴があります。好みでどちらかを選んでもいいですし、両方を買って食べ比べてみるのも楽しそうです。お土産用を用意しているそば店、JR長野駅構内や長野電鉄の売店、長野駅の駅ビル「
MIDORI」などで購入できます。
おやき
長野の郷土料理といえば、おやき。小麦粉やそば粉を水でこねて作った皮に、野沢菜などで作ったあん(具材)を包んで焼いたものです。ショップによってあんに特徴を持たせたり、焼いたあとに蒸したりするなど、オリジナリティ豊かです。県内一、二を争う有名店「
いろは堂」、縄文おやきで知られる「
小川の庄」などが人気で、各店舗で購入することもできますし、JR長野駅構内の売店、長野駅の駅ビル「MIDORI」などでも購入が可能です。
野沢菜漬
おやきのあん(具材)にも使われる野沢菜漬は、野沢温泉発祥の長野を代表する漬け物です。酸味が出るまで漬けたもの、油炒めにしたものなど味わいはバラエティに富んでいます。ごはんやお酒の友としてはもちろん、チャーハンや炒め料理に利用しても美味しくいただけます。老舗の漬け物店、JR長野駅構内の売店、長野の駅ビル「MIDORI」などで購入できます。
飯島商店のみすゞ飴
明治時代の終わりから変わらない製法で作られている長野県を代表するお菓子のひとつで、国産の果実からしぼった果汁を使い、寒天、グラニュー糖、水飴でゼリー状に固めています。こだわりは、安全・安心の無香料、無着色を貫いていることと、すべて手作業で仕上げていること。りんご、あんず、ぶどうなど、果物の風味をそのままに楽しむことができ、小さなお子様へのお土産としてもおすすめです。上田市にある「飯島商店上田本店」、長野駅の駅ビル「MIDORI」などで購入できます。
千曲製菓のまるごとりんごパイ
「まるごとりんごパイ」は、その名の通り、長野県で多く生産されているりんご「ふじ」をまるごと蜂蜜に漬けたものの中心にカステラを入れ、パイで包んだお菓子です。歯ごたえを残したりんごの食感がおいしさのポイント。りんごがまるごと1個入っているので、4~5人で切り分けて楽しむことができます。JR長野駅やJR松本駅の売店などで購入が可能です。
軽井沢のコーヒー
避暑地として知られている軽井沢には、
丸山珈琲、
ミカド珈琲などの人気コーヒー店が軒を連ねています。お土産として人気なのは、各店の個性が感じられるブレンドコーヒーです。両者の飲み比べをしたい場合は、丸山珈琲ハルニテラス店とミカド珈琲軽井沢ツルヤ店が比較的近場にありますので、訪れてみてはいかがでしょうか。
長野県のおすすめのお土産をご紹介しました。観光や出張などで訪れた際には、家族や友人のためにはもちろん、自分のために購入するのもおすすめです。電車移動であれば長野駅周辺、車移動であればサービスエリアや道の駅などでお土産をチェックしてみてくださいね。
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